ライザーにはVER.違い等あり、その結果をまとめる。
この記事ではスタンダードなUSB基板ライザー*について
耐久性・安定性・見分け方をまとめる。
(本サイトでは基板ライザーなど)
事前知識
基板ライザーに用いられる給電方式は以下コネクタで行われる。
PCIE 6PIN/8PIN |
ペリフェラル(IDE/D-type)4PIN |
名称:Commercial MATE-N-LOK Connectors(ハウジング:1-480424-0)
定格電流:11A(電線対電線、非モーター負荷時)、9.4A(電線対基板) @AWG18
SATA15PIN |
名称:88751
定格電流:1.5A @AWG22
FDD4PIN |
コネクタ形状により、供給可能な電圧の上限がある。
1.PCIE8PIN=150W
2.PCIE6PIN=75W
3.ペリフェラル4PIN=112-132W
4.SATA15PIN/FDD4PIN=54W
3.ペリフェラル4PIN=112-132W
4.SATA15PIN/FDD4PIN=54W
マイニングには電力を大食いするGPUを用いるため、電圧安定させるには
PCIEコネクタを使っているライザーを使うと心的安心を生むだろう。
見分け方
場所は下図(黄色枠)に記す。
この基板は
PCIE164P-No.3という基板で
Ver 006というバージョンになる。
この”?”の部分が”無印” ”S” ”C”とあり、それにより給電種別を判断できる。
※Ver1.0/V.003については規定なし
※V.008以降については不明(マルチ給電のため)
※Revと印字されているものは調査中
1.verが上がるにつれてコンデンサが追加/変更されている。
2.ロット最後の文字は給電方式と考えられる。
3.スロットの形違いはロットに反映されていない。
また、一例だがVER違いによる基板を画像にした。
ライザーver1.0または003は初期型ロットであり、発売当初は注文数の半分は動かない劣悪なものであった。
同時に搭載コンデンサも質の低いものが使われており、長時間使用に耐えうる物か不明である。
安全を取るためなら今スグに新しいVerのライザーに変えることをオススメする。
付属の給電用の変換ケーブルは使うな。燃えるぞ!
この基板は
PCIE164P-No.3という基板で
Ver 006というバージョンになる。
給電方式の判断方法
V.000? というように印字されている。この”?”の部分が”無印” ”S” ”C”とあり、それにより給電種別を判断できる。
無印
ペリフェラル(IDE/D-type)4PIN
末尾:S
SATA15PIN/FDD4PIN
末尾:C
PCIE6PIN/8PIN
※Ver1.0/V.003については規定なし
※V.008以降については不明(マルチ給電のため)
※Revと印字されているものは調査中
わかりやすいように下表にまとめた。
ライザー識別表 [2017-10-28] |
2.ロット最後の文字は給電方式と考えられる。
3.スロットの形違いはロットに反映されていない。
耐久性
Ver.1.0 |
Ver.003 |
同時に搭載コンデンサも質の低いものが使われており、長時間使用に耐えうる物か不明である。
安全を取るためなら今スグに新しいVerのライザーに変えることをオススメする。
付属の給電用の変換ケーブルは使うな。燃えるぞ!
注意点
1.間違えている可能性あり。
2.鵜呑みにしないこと。
3.verを偽った基盤も存在すること。
(´ω`) 「私が監修したライザー発売中。」
ライザーが動かない場合は以下の記事をご覧ください。
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